救世軍(The Salvation Army)はメソジスト新派の牧師であったウイリアム・ブースとその妻カサリンによって1865年にイギリスの東ロンドンで設立されました。現在、世界130以上の国と地域で伝道・医療・福祉・教育・地域開発・災害支援・人身取引被害者支援を進めています。日本では明治28(1895)年から活動を開始しました。
救世軍の教理の第10条では「われらは、『全く潔く』されることはすべての信者の特権にして、『霊と心と体とを全く守』られて、『われらの主イエス・キリストの来りたもうとき責むべき所なき』に至り得ることを信ず」と聖潔の信仰を告白しています。
聖潔の教師として知られるサムエル・ブレングルはアメリカの救世軍の中将であり、その著書『聖潔のしおり』『聖潔の道』『聖潔をめざして』『救霊者の秘訣』の日本語訳を救世軍出版供給部で販売しています。
機関紙『ときのこえ』広報版では連載企画「聖潔の流れに立つ」を掲載中です。内容は、「聖書が教える聖潔」「ジョン・ウェスレーの聖潔」「ウイリアム・ブースの聖潔」「サムエル・ブレングルの聖潔」「山室軍平の聖潔」「諸教派が説く聖潔」となっており、連載完結後に書籍化する予定です。お祈りください。 |