去る10月16日〜18日にかけて、ジョ・アン・ライアン師(元ウェスレアン教団代表)を主講師としてお迎えした第31回関東聖化大会が御茶ノ水クリスチャンセンターの8階チャペルにて行われました。
同師はウェスレアン教団代表としての働きに携わるだけでなく、ワールドホープという援助団体を設立し、30か国に及ぶ救済活動と開発支援、社会的不公正に立ち向かう働き等を行われた実績があります。今回はそのことを踏まえ、「この時代に生きる聖なる民として〜聖化と社会的実践」というテーマに基づき、全てのプログラムが行われました。
16日は東京フリー・メソジスト教団小金井教会にてウェスレアン・ホーリネス教団の本間尊広師を迎えて青年大会が、17〜18日にかけては御茶ノ水クリスチャンセンターにて日本フリーメソジスト教団の畑野順一師による聖会や、ライアン師によるセミナー、女性大会、聖会がもたれ、他にも青年委員会主催によるパネルディスカッションが行われました。
このパネルディスカッションにはライアン師も参加してくださり、最後に貴重なコメントをいただくことができました。
そして今回初めての試みとして聖化交友会会員による懇談会がもたれましたが、これからは「交友会」であることを覚え、このような交わりの時を持つことが大切ではないか、ということが確認されました。
ちょうど9月末に「第六回日本伝道会議」が行われ、「コイノニア」(交わりのひととき)の大切さが改めて確認されたことを踏まえて考えますと、今後このような、教団・教会の枠を超えた超教派での「コイノニアのひととき」を持つことは、聖化交友会において特に大切になるのでは、という意見を多数いただきました。
また20日〜25日にかけて、ライアン師は東海・大阪・岡山・九州にて同様のテーマで聖会のご奉仕に当たられましたが、どの場においても、聖書から、そしてご自身の様々な経験談から、ホーリネスの恵みを社会という現場においてどのように実践していくか、そしてそのことによって地域がどのように変わっていくか、という素晴らしい恵みを語ってくださいました。
ライアン師の尊い御奉仕に心より感謝申し上げます。
今後聖化交友会は、これまでのように聖会を開くことに加え、交友会としての本来の目的−「コイノニア」(交わりのひととき)をより充実させる、という目的も携えて歩んでまいりたいと願っております。
引き続き、全国の聖化大会・聖化交友会のためにお祈りをよろしくお願いいたします。 |