 2015年10月12日(月曜日・祝日)・13日(火曜日)に
JHA(日本聖化協力会)と関東聖化交友会の共催で
「JHA30周年記念大会」が、東京・目黒のインマヌエル中目黒教会で開かれます。
筆者は日本聖化協力会の責任者という立場で、この企画に携わっております。
そのような訳で、この大会の概要について説明させていただきたいと思います。
分かり易くするために、Q&Aという形で書きます。
Q「何から数えて『30周年』なのですか?」
A「日本聖化交友会(JHA=2008年に再編成して、「日本聖化協力会」と改称)が正式に発足したのが、1985年12月ですから、そこから数えて30周年となります。」
Q「そもそもJHAとは、何ですか?」
A「JHA(Japan Holiness Association)とは、聖書的な聖化を求め、学び、経験し、それを広げようとする個人、教会、諸団体の交わりと協力のための集まりです。」
Q「その歴史は、僅か三〇年なのですか?」
A「いいえ、聖化を強調する教会や教団、交わりは20世紀の初めころから沢山ありました。
でもJHAのように、はっきりした形で主張を打ち出した団体が『福音文書刊行会(EPA)』という一九五九年に誕生しており、聖化に関する書籍を発行する傍ら、年に一度の聖会を淀橋教会で開いていました。
JHAは、その聖会を引き継ぎました。ですから、東京のJHA聖会は、半世紀以上の歴史を持っています。」
Q「JHAは東京だけなのですか?」
A「いいえ、JHAが発足する以前から大阪では『ジョン・ウェスレーに学ぶ会』として同じ活動が始まっていました。
さらに、JHAが発足した後、各地で聖化交友会が生まれました。
現在は、北海道、宮城、山形、栃木、関東、東海、大阪、岡山、四国、九州と10の地域的な交友会が生まれるまでに発展しました。それぞれの地域交友会は、年に一度または二度の聖化大会をもって、聖化の恵みの普及に努めています。」
Q「『日本聖化交友会』は、どうして『日本聖化協力会』に変わったのですか?」
A「2008年頃、先ほどお話ししたEPAが、その大きな使命を終えてJHAと合流することになったことがきっかけです。
それまで、EPAを構成していた『きよめ派』の諸教団が、ほぼそのままJHAの構成メンバーとなりました。
また、それまでJHAを構成していた地域的な聖化交友会は、そのまま聖化協力会のメンバーとなりました。
つまり、新しい聖化協力会は、地域的な交友会と、諸教団を構成メンバーとする組織に変わったのです。
また、EPAは、新しいJHAの下にある「出版委員会」として残り、活発に活動を続けています。
ただ、英語名のJHAはそのまま残すことにしたのです。」
Q「ややこしいですね。」
A「すみません。下のような図に表すと分かり易いでしょうか。」
Q「よく分かりました。ところで、『三〇周年』に何か意味があるのですか?」
A「30という数字に特別な意味はありません。
ただ、キリの良い数字ですから、これを一つの区切りとして、より一層の発展を願っての出発点としたいと思っています。」
Q「記念大会のテーマは何ですか?」
A「『聖化のリバイバルを目指して』です。
JHA30年(EPAから数えると56年)の歩みを感謝と共に振り返り、聖化の恵みを確認し、更に将来の展望を語り合うことを目的としています。JHAが、先ほど述べたようないきさつで再編成されたこと、同じ目標を持った他の団体との連携も必要とされていることが、このテーマの背景です。」
Q「どんな集会が企画されているのですか?」
A「10月12日(月曜日・祝日)の午前10時半から午後七時まで、東京の桜の名所の一つである目黒川のほとりにあるインマヌエル中目黒キリスト教会で集会を開きます。
▽午前は、記念式典と聖会です。
三〇年の歴史を振り返るときを持ち、聖化についてジョン・オズワルト博士の説教を頂きます。
因みに、同博士は第一回聖化大会の講師でもありました。
▽お昼には、講師を歓迎する愛餐会を持ちます。
▽午後は、『聖化のリバイバル』とのテーマで発題講演をいただき、それに基づいて参加者がグループ・ディスカッションと交わりの時を持ち、その後全体でパネル・ディスカッションをします。
▽夕方は、第二聖会です。オズワルト博士の説教をじっくり伺います。」
▽翌、13日の午後に、オズワルト博士による2回の聖化のより詳しいセミナーを開催いたします。
Q「一日、朝から晩までで、疲れますね。」
A「滅多にない機会ですから、それも快い疲れとなることでしょう。
夕方の集会は、七時に終わりますから、それから、三々五々夕食をなさることも幸いでしょう。」
Q「この集会は、牧師だけの集会ですか?」
A「いいえ、どなたでも参加できます。そのために国民の祝日を選んだのです。
ぜひ、多くの方々の参加を歓迎いたします。」
Q「申し込みは必要ですか?」
A「はい、グループ分けと、昼食の交わりのために、申し込んでくださると助かります。
詳しい申込要項は、すでに各教会に送られますから、それに則って、お申し込みください。」
Q「主催者は、交通や宿泊などの手配を助けてくださるのですか?」
A「申し訳ありませんが、原則としてそれらは参加者の責任で行っていただきます。
ただ、交通の詳しい情報、宿泊可能なホテルの情報などは、お問い合わせいただければ、JHA事務局でお知らせできます。
遠距離からお出で下さる方には、JRや航空会社で安価なホテルのパックが利用できますから、それをお勧めします。」
Q「楽しみですね」
A「ありがとうございます。皆さんのご参加をお待ちいたします。何よりも、この営みのためにお祈りください。」
神よ。私達を元に返し、御顔を照り輝かせて下さい。そうすれば、私達は救われます。(詩篇80・3) |